自転車部品大手シマノが9日発表した2020年12月期連結決算は、純利益が前期比22・5%増の634億円となり、過去2番目の高水準だった。新型コロナウイルスの感染を回避するための通勤手段や、余暇として自転車の人気が世界的に高まったことが追い風となった。売上高は4・1%増の3780億円だった。

 島野容三社長は電話で記者会見し「(自転車需要は)大変な激増。欧米では小売店の在庫が不足している。フル稼働で供給している」と述べた。釣り具事業に関しても「3密を避けるアウトドアとして釣りの評価が高くなり、日本や米国、アジアで売り上げが好調だった」と語った。