日本たばこ産業(JT)は9日、社員の希望退職やパートの退職勧奨などで、国内従業員の約2割に当たる約3千人を削減する計画を発表した。2022年3月末に実施し、同時に九州工場(福岡県筑紫野市)と子会社の日本フィルター工業の田川工場(同県田川市)を閉鎖する。国内のたばこ需要の減少とJTのシェア低下に対応し、生産・営業体制を縮小する。

 本体社員の希望退職募集などで千人規模の人員を削減し、営業活動を補佐するパートタイマー約1600人に退職勧奨を行う。定年退職後に再雇用した契約社員ら約150人の希望退職も募る。廃止する2工場の人員削減を含め対象は約3千人になる。