富山市の交番で2018年6月、警察官を刺殺し、奪った拳銃で警備員を射殺したとして強盗殺人と殺人などの罪に問われた元陸上自衛官島津慧大被告(24)の裁判員裁判公判が9日、富山地裁(大村泰平裁判長)で開かれた。前日に続いて弁護側が最終弁論、被告は最終意見陳述で初公判や被告人質問の際と同様に黙秘し、結審した。判決は3月5日。

 弁護側は9日の最終弁論で、被告は他人に共感したり、自分の気持ちを伝えたりすることが苦手な自閉症スペクトラム障害があり、事件に影響したと主張した。

 8日の論告で検察側は死刑を求刑、弁護側は無期懲役が相当だと主張した。