河野太郎行政改革担当相は9日の記者会見で、欧州連合(EU)域内で製造された新型コロナウイルスワクチンの対日輸出について、少なくとも第1便分は承認されたと明らかにした。同時に「現時点では(航空機)1便ごとに、その都度承認となりそうだ」と語った。

 EU側の承認手続き次第では、日本政府が求める日程でワクチンを輸入できない可能性もある。河野氏は「国内で在庫を確保しておく必要性を考えなければならない」と述べ、国内製造を含め、ワクチン確保に万全を期す考えを強調した。

 政府高官は「その都度の輸出承認では先が見通せず、供給スケジュールを固められない」と懸念を表明した。