【ホノルル共同】米ハワイ沖で2001年、愛媛県立宇和島水産高の実習船「えひめ丸」が米原子力潜水艦グリーンビルに衝突され9人が死亡した事故で、艦長だったスコット・ワドル氏(61)が8日、遺族らに向けた書簡を公表した。書簡は事故から20年を迎える9日付。「事故の責任は自分一人にある」とし、謝罪の言葉を記している。

 一方、犠牲者の中で1人だけ遺体が見つかっていない実習生水口峻志さん=当時(17)=の父龍吉さん(68)は共同通信の取材に「遺族にとっては20年前から時が止まっている。謝罪の言葉を並べられても『何を今更』という思いだ」と語った。