【テヘラン共同】イランのザリフ外相は7日、バイデン米政権が今月21日までに対イラン制裁を解除しなければ、国際原子力機関(IAEA)の抜き打ち査察の受け入れを停止する方針だと警告し、早期の制裁解除を強く迫った。国営イラン放送とのインタビューで語った。

 IAEAの査察は核開発の動向をチェックし、核物質の軍事転用を防止する役割を担っている。イランが抜き打ち査察の受け入れを停止すれば、核開発の完全な検証が危うくなる恐れがある。

 イランは現在、2015年成立の核合意に基づき、IAEAの抜き打ち査察を認める「追加議定書」を暫定的に履行している。