第2次大戦中に死亡した戦没者の遺骨収集事業で、厚生労働省は5日、遺品がない場合でも沖縄などで収集した遺骨に限って実施していたDNA型鑑定を、地域を限定せずに実施すると発表した。遺族の高齢化を踏まえた措置。鑑定を希望する遺族からの申請受け付けを10月にも開始する。

 厚労省は原則、身元特定のための鑑定は遺品や埋葬者名簿のある遺骨を対象としてきた。だが遺族の要望で、2017年度から手掛かりがなくても、沖縄、硫黄島(東京)、南太平洋キリバスのタラワ環礁の遺骨について、試行的に鑑定開始。その結果、昨年キリバスの2人と硫黄島の2人の身元が判明していた。