鹿児島市の桜島が大噴火した場合、対岸にある市街地の住民約38万人がどう避難するかを市がシミュレーションし、最悪のケースで、避難勧告の発令から避難完了までに101時間を要するとの結果をまとめたことが5日、分かった。市は30時間以内の完了を目指しており、防災計画を3月までに修正する方針。

 市によると、大噴火では、風が市街地に向かって吹いた場合、1メートル以上の灰や軽石が積もる被害も予測され、都市機能がまひする恐れがある。車を持つ住民が全員車で移動するとの想定で試算したところ、大渋滞が発生し、避難完了まで101時間36分かかった。