【ワシントン共同】バイデン米大統領は4日、国務省で初の外交方針演説に臨み、中国による人権侵害や知的財産窃取などを厳しく批判すると同時に「米国の国益にかなうのであれば、中国と協力する用意がある」と述べ、連携も模索する姿勢を示した。日本などを「最も近い友人」と呼び、同盟関係の再強化を進めると強調した。

 対中政策は、強硬一辺倒だったトランプ前政権からの転換を鮮明にした。協力可能な分野として、気候変動対策など地球規模の課題が念頭にあるとみられる。地球温暖化対策のパリ協定への復帰や世界保健機関(WHO)脱退手続きの停止にも触れ、国際協調路線への回帰を鮮明にした。