【ジュネーブ共同】国際航空運送協会(IATA)は3日、航空会社の有償旅客の輸送距離を示す「有償旅客キロ(RPK)」が、2020年に世界で前年比65・9%減となったと発表した。航空需要が3分の1に縮小した。IATAは「史上最も急落した」としており、新型コロナの拡大が航空業界を直撃したことが顕著に示された。

 地域別では中東が72・2%減で最も大きく、欧州が69・9%減、北米が65・2%減。最も影響が抑えられた日本や中国を含むアジア太平洋地域でも、61・9%減だった。IATAのドジュニアック事務局長は「昨年は破滅的状況だったとしか表現しようがない」と指摘した。