遺伝子組み換え技術を使い、イネの収穫量を30%以上増やすことができたと、名古屋大などのチームが2日付の英科学誌に発表した。光合成や養分吸収を活発にした。窒素肥料を減らしても、通常のイネより多く収穫できた。

 木下俊則教授(植物分子生理学)は「光合成に使う二酸化炭素(CO2)と、養分の吸収を同時に増やした。この手法を使えば食料危機や、CO2による温暖化、肥料の使いすぎによる環境汚染の解決につながるかもしれない。他の植物でも収穫量を増やせないか試したい」と話した。ゲノム編集技術を使った高収穫量イネの開発も目指す。