福岡市東区の水族館「マリンワールド海の中道」で飼育し、妊娠中だった雌のラッコ「マナ」が22日に死んだことが24日、同館への取材で分かった。同館によると、一緒に飼育していた雄とは、国内で繁殖が期待される唯一のつがいだったという。国内のラッコの飼育数は残り5匹となった。

 水族館によると、マナは2012年1月に生まれ、人工哺育で育てた。今月16日に妊娠が確認されたが、17日から餌を食べなくなるなど体調が悪化。22日に帝王切開手術をしたが、子宮破裂を起こして死んだ。

 水族館は3月31日まで献花台を設置している。広報担当者は「残念でならない」と話した。