不動産経済研究所が24日発表した2020年の全国の新築マンション発売戸数は前年比15・2%減の5万9907戸と、1976年(4万9955戸)以来、44年ぶりの低水準だった。新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言で各社が発売を一時止めたことが響いた。1戸当たりの平均価格は3・8%高い4971万円と4年連続で最高値を更新した。

 職人不足による人件費の高騰で価格の高止まりが続き、消費者の購入意欲が鈍っていたところをコロナ禍が直撃した。各社は昨春の宣言でモデルルームを一時休業した。

 在宅勤務の普及や外出自粛で広い部屋を探す人は増え、昨夏以降の発売戸数は堅調という。