北海道の室蘭工業大と大阪府立大の学生らが共同で開発した人工衛星が21日未明、米国で民間ロケットに載せて打ち上げられた。開発に携わった室工大の学生5人が発射の様子をスクリーンで見守り、ロケットが宇宙空間に到達すると拍手で喜び合った。

 衛星の名前は「ひろがり」で縦横10センチ、高さ20センチ。国際宇宙ステーション到達後に宇宙に放出され約3カ月稼働する予定。太陽光パネルに見立てたプラスチック板を展開する実験を行い、宇宙での太陽光発電の実現性などを調べる。

 ひろがりの設計に携わった室工大大学院の修士2年、三好賢彦さんは「やっとスタートラインに立った」と話した。