【ロンドン共同】英秘密情報局(MI6)のムーア長官は19日、性的少数者(LGBTなど)の採用を1991年まで20年以上にわたり不当に禁じていたとして、謝罪する声明を公表した。「(敵国などから)脅迫を受けやすいとの誤った考え」が背景にあったとし「不公平で差別的だった」と全面的に非を認めた。

 MI6はスパイ映画「007シリーズ」で主人公ジェームズ・ボンドの勤務先として知られる。近年は多様な人材を求める傾向にあり、91年から30年の節目を迎え、広く門戸を開く姿勢を訴える狙いがあるとみられる。