外務省は19日、2020年の旅券(パスポート)発行数が約134万冊と、前年比で70・3%減少したと発表した。有効な旅券の総数も20年末時点で、約2771万冊と前年末比で約256万冊減った。新型コロナが世界的にまん延し、海外渡航の機会が大幅に減ったことが影響したとみられる。

 20年の旅券発行数約134万冊のうち、国内の発行分は約125万冊。外務省が公表している記録によれば、国内の発行分が100万冊台にとどまったのは、約195万冊の1981年以来となる。

 一方、旅券の紛失・盗難件数は前年比72・3%減の約1万2千件で、このうち約8割が国内で発生していた。