日本中央競馬会(JRA)の調教助手らが、新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金を不正受給した疑いがある問題で、農林水産省から注意喚起を受けた地方競馬全国協会(NAR)が、全国12都道県の競馬場の14主催者に不正の有無の調査を要請したことが19日、分かった。疑惑の余波が全国各地に広がり、地方の競馬関係者も対応に追われる形となった。

 関係者によると、野上浩太郎農相が国会でJRAに厳正な対応を指示した17日、農水省がNARに「同様の事案がないか注意するように」と連絡。NARは19日付で地方競馬の計14主催者(15競馬場)に、文書で調査を要請した。