東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長が、前会長の森喜朗氏を役職につけない方針を固めた。19日、関係者が明らかにした。女性蔑視発言の責任を取って辞任した森氏の影響力が残るとの疑念を払拭する狙いがあるとみられる。

 橋本氏は、週明けにも森氏から業務内容の引き継ぎを受ける意向を明らかにしている。18日の就任記者会見では、政界入りに導いてくれた森氏について「特別な存在」としており、個人的な助言は求めていく見通し。森氏の発言を「あってはならない発言だった」と改めて批判した一方、「ただしていくべきものと継承するものを、区別してやっていきたい」と述べていた。