山口県が昨年8月、公用車としてトヨタ自動車の最高級セダン「センチュリー」を購入したのは財源不足が続く中での違法な公金の支出だとして、元県職員の松林俊治さん(74)が18日、村岡嗣政知事に対し、購入費2090万円を県に賠償するよう求める住民訴訟を山口地裁に起こした。

 訴状によると、新型コロナウイルスの感染拡大で県民への支援が求められる中、安価な車両の選定やレンタルも可能だったのに貴賓車としてセンチュリーを購入。裁量権の逸脱で、県に損害を与えたとしている。

 村岡知事はこれまで、次回更新時には車種も検討する意向を示している。