羽田空港のターミナルビルを運営する日本空港ビルデングは17日、公募増資や自己株式の売却などで最大約614億円の資金を調達すると発表した。旅客ターミナルの増改築工事に充てる。新型コロナウイルスの流行で航空旅客需要は落ち込むが、羽田空港の処理能力や利便性を高めて価値向上を目指す。

 公募増資などで876万株を新たに発行。自己株式は324万株を売り出す。国内線ターミナルの増改築は2024年3月までに工事完了を見込む。国際線ターミナルではビジネスジェット専用の施設も整備する。

 21年3月期連結業績は純損益を350億円の赤字(前期は50億円の黒字)と予想している。