横浜税関は17日、覚醒剤やコカインなどの違法薬物密輸を巡る昨年1年間の摘発状況を発表した。押収量は過去最多の約1265キロで、初めて1トンを超えた。摘発件数は431件で、全国の約6割を占めた。

 昨年4月、エクアドルからの海上コンテナに入ったコカイン約722キロ(末端価格144億円相当)を摘発。同10月には、南アフリカからの海上貨物内に隠された覚醒剤約237キロ(同152億円相当)を押収した。

 摘発数の大半は国際郵便による密輸で、ネットの闇サイトを利用した手口が多発。SNSの広告などで、薬物を受け取るアルバイトを募集し、密輸に加担させるケースも増えている。