サケの北海道への来遊数が近年減少傾向にあることを受け、道が飢えへの耐性や泳力アップを目的に放流する稚魚数千万匹にDHA(ドコサヘキサエン酸)を含む餌を与えるなどの対策を固めたことが17日、関係者への取材で分かった。DHAは青魚に豊富に含まれる成分。2021年度当初予算案に計約5300万円を盛り込む。

 道の担当者や有識者で構成する「秋サケ資源対策協議会」は、海洋環境の変化で稚魚が十分な餌を食べられていないことなどが来遊数減少の原因と考えられるとまとめた。

 状況を改善するため、稚魚にDHAを含む餌を与えたところ、飢えへの耐性が増す効果を確認した。