日本で初となる新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が17日朝、始まった。接種が行われたのは東京医療センター(東京都目黒区)。1例目となった新木一弘院長(61)は、ややこわばった表情のまま左腕に注射を受けた。時間はほんの数秒。「これまで受けた予防接種で一番痛みがない」と笑顔でアピールした。

 午前9時前、院内の会議室で白いワイシャツにネクタイ姿の新木院長は、青い手袋をした白衣の医師の向かいに着席。医師は書類に目を通した後、袖をまくり上げた新木院長の腕に深く針を刺し、ワクチンを注入した。新木院長は終了後、右手で接種部位を押さえて立ち上がり、会場を後にした。