南北統一運動を長く続け、1989年に訪朝し金日成主席と会談した在日韓国人評論家の鄭敬謨(チョン・ギョンモ)氏が16日、老衰のため横浜市内の自宅で死去した。96歳。現在のソウル出身。葬儀・告別式は近親者で密葬を行う。家族が明らかにした。

 米エモリー大大学院在学中に朝鮮戦争(50~53年)が勃発し、米国防総省職員としてGHQに勤務中、板門店での休戦会談にも関わった。

 その後、日本で統一を求める運動を続け、韓国の代表的な在野勢力指導者、文益煥牧師と共に訪朝。金主席との会談後、北朝鮮・祖国平和統一委員会との間で連邦制による南北統一を掲げる共同声明を発表した。