山梨、静岡両県などでつくる「富士山世界文化遺産協議会」の専門委員会は16日、富士山の5合目から先に入る登山に関し、事前予約制とするなど条件を付ける方向で検討していると明らかにした。現在、任意の協力金名目で集めている入山料を「法定外目的税」として徴収する方策として選択肢に挙がった。

 16日のオンライン会議で静岡県側が明らかにした。入山の条件として、事前予約制のほかに登山届けの義務化、事前レクチャーの受講が候補に挙がっている。これらの手続きの際に税を徴収する。課税対象者を広く捕捉でき、混雑が問題視されている夏登山の質向上につながると判断した。