岩谷産業は16日、新型コロナウイルスのワクチン輸送や保管ができる保冷箱を開発したと発表した。他社製品の多くは箱の上からワクチンを取り出す仕組みであるのに対し、引き出し方式を採用。出し入れの管理がしやすく、安全で使い勝手が良いことをアピールし、医療機関や自治体からの受注を目指す。3月中旬ごろから販売を始める。

 従来の保冷箱は、出し入れの作業中にワクチンを覆うドライアイスをよける必要があり、直接触れると凍傷になる恐れがある。岩谷の保冷箱はドライアイスを箱の上部に詰め、ワクチンは下部の引き出しから取り出せるようにし、それぞれのスペースを分離した。