曙ブレーキ工業は16日、国内4工場で製造する自動車用ブレーキ製品で、検査データを改ざんするなどの不正行為があったと発表した。対象製品は計11万4271件に上り、完成車メーカー10社に納入されていた。製品の性能に問題はないとしている。

 不正行為があったのは、曙ブレーキ山形製造、曙ブレーキ福島製造、曙ブレーキ岩槻製造、曙ブレーキ山陽製造の4工場。

 残存するデータで確認できた範囲では、不正は2001年1月から行われ、顧客への定期検査報告のデータを改ざんしたり、未検査にもかかわらず過去のデータを流用したりしていた。検査すべき数を省いていたケースもあるという。