2016年4月の熊本地震で被災し、一部区間で運休が続く南阿蘇鉄道は16日、損壊したアーチ橋「第1白川橋りょう」の復旧工事が本格化するのを前に現場を報道陣に公開した。橋は今後架け替えられ、全線再開は23年夏を見込んでいる。

 1928年に完成した橋は美しい景観が楽しめる名所として知られていた。新しい橋は長さ約160メートルで、川からの高さは約60メートル。外観は以前の橋に近づける。

 この日は工事関係者らが出席して安全祈願祭を開いた後、損壊した橋の撤去に入った。南阿蘇鉄道の草村大成社長は「(路線の復旧では)一番大きな工事なので、気を引き締めたい」と述べた。