【モスクワ共同】ロシア・モスクワの教会で15日、19世紀末に日本にキリスト教の正教を伝えたニコライ大主教(1836~1912年)を記憶するための礼拝が日本語で行われた。命日に当たる2月16日を前に開催。地元の信者ら約30人が2時間にわたり祈りをささげ、ドーム状の教会内には「主、憐れめよ」と聖歌の日本語が響いた。

 教会のゲラシム司祭は近年まで東京・神田駿河台の復活大聖堂(ニコライ堂)で勤務。礼拝後に「ロシア人信者には分かりにくかったかもしれないが、祈りが両国間の平和につながってほしい」と話した。司祭によると、昨年時点で日本の正教会信者は約9400人。