日本航空の客室乗務員の2020年の平均年収が19年と比べて約3割減となったことが16日、分かった。新型コロナウイルス流行による大規模な減便で、乗務回数に応じて支給される手当やボーナスに相当する夏冬の一時金が減った。客室乗務員は乗務手当が収入の多くを占める賃金体系で、苦境が続く航空業界の中でも深刻な打撃を受けている。今年の春闘で救済策が焦点となりそうだ。

 日航の20年4~12月期の国際線旅客数は世界的な出入国制限が続いて前年同期比で96・6%減、国内線も観光やビジネスの利用が戻らず66・7%減と低迷した。