15日の衆院予算委員会では、立憲民主党の野田佳彦元首相が野党のトップバッターとして質問に立ち、危機管理について論戦を挑んだ。「党首討論のつもりで」と宣言し、閣僚の「助け舟」の答弁も制止。自身の経験も踏まえ、官邸に隣接する公邸への入居を強く勧めたが、菅義偉首相は「今でも緊急事態に対応する態勢は取れている」と応じなかった。

 首相は就任後も官邸から車で数分の議員宿舎に住む。首相在任中、公邸住まいだった野田氏は、年間1億6千万円の維持管理費や「職住近接」の主要国首脳を引き合いに、入居しない対応を「わがままだ」と指摘した。