内閣府が15日発表した2020年の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動を除く実質で前年比4・8%減となり、11年ぶりのマイナス成長だった。リーマン・ショック後の09年の5・7%減に次ぎ、1955年の統計開始以降で2番目の悪化幅。新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の縮小が響いた。同時に発表した20年10~12月期の実質GDP(季節調整済み)は前期比3・0%増、年率換算で12・7%増だった。

 20年は4~6月期に年率29・3%減と、四半期ベースで戦後最悪の落ち込みを記録。その後は2四半期連続で高成長となったがコロナ前の水準を取り戻すには至っていない。