菅義偉首相は14日、トヨタ自動車の豊田章男社長、日本製鉄の進藤孝生会長と相次いで公邸で面会した。政府関係者らによると、温室効果ガスの排出削減といった環境規制に関し意見交換した。菅首相は政策実現に向けて、産業界の協力を求めたとみられる。

 菅首相は2050年までに国内の温室効果ガス排出を実質ゼロにする目標を掲げる。政府関係者によると、面会で豊田氏と進藤氏は賛同の姿勢を示した。東京五輪は話題に上らなかったという。

 政府は目標達成に向け、二酸化炭素(CO2)排出に価格を付ける制度「カーボンプライシング」導入の議論を進めている。