スズキ労働組合は14日、2021年春闘で定期昇給や賃金改善分などの総額として、組合員平均で月額7500円の賃上げ要求を正式決定したと明らかにした。今年から総額方式に切り替え、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分の内訳は示さなかったが、実質的に昨年要求より引き下げたとしている。

 年間一時金(ボーナス)要求は5・3カ月分とし、昨年比で0・5カ月の減額。新型コロナウイルス感染拡大による販売の落ち込みや、電動化など次世代技術への対応で事業環境が厳しさを増していることを考慮した。

 20年春闘では賃金改善分を月3千円、一時金は5・8カ月分を要求していた。