【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は12日、イエメン内戦でハディ暫定政権と交戦する親イラン武装組織フーシ派のテロ組織指定を16日付で解除すると発表した。トランプ前政権が1月にイランへの圧力を強めるため指定を決めたが、バイデン政権はイエメンの和平協議や人道支援に配慮して早期に覆した。

 テロ組織指定に伴いイエメンへの物資支援が滞れば「世界最悪の人道危機」(ブリンケン氏)が深刻化しかねないとの国際社会の懸念を踏まえた。国連が仲介する和平協議を後押しする狙いもある。