観光庁が12日公表した速報値によると、主要旅行会社が昨年12月に取り扱った国内旅行の総額は1281億円となった。2068億円だった前年同月の62・0%。74・2%まで持ち直した昨年11月に比べ、回復の度合いが鈍化した。観光支援事業「Go To トラベル」を全国で停止したのが響いた。

 海外旅行、外国人の訪日旅行を含めた総額は1347億円で、前年の35・4%。政府は新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を3月7日まで延長し、GoTo停止も継続した。旅行控えは長期化しており、関連事業者の経営環境は厳しさを増している。