【シドニー共同】オーストラリアで2020年のアルコール小売額が前年比26・7%増の156億豪ドル(約1兆2700億円)と過去最高となったことが統計局の調査などで12日分かった。新型コロナウイルス禍で酒類の巣ごもり需要が増えたためとみられる。自宅での飲酒が増える悪影響を指摘する声も強まっている。

 アルコールに関する研究教育財団は「家庭への隠れた危害を心配している」と指摘。自宅内での飲酒機会が増えたことにより、健康問題や家庭内暴力などを助長するとの懸念を表明した。

 20年の小売額は前年から33億豪ドル増加。増加額は前年比で17倍にも達する。