2020年に東京都内で発生した特殊詐欺の認知件数は2896件(前年比919件減)、被害額は63億4110万円(12億4508万円減)だったことが12日、警視庁のまとめで分かった。被害者宅からキャッシュカードをひそかに持ち去る手口が目立ち、警視庁は、新型コロナウイルスの影響で高齢者の在宅率が高い状況も踏まえ警戒を続ける。

 手口別で最多だったのは、警察官らを装って住宅を訪れカードをすり替えるなどして盗み取る「詐欺盗」の740件。さらに「還付金詐欺」700件、カードをだまし取る「預貯金詐欺」678件、親族らをかたる「おれおれ詐欺」566件などが続いた。