【ニューヨーク共同】米ボストン連邦高裁は11日、元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告の逃亡を手助けしたとして拘束された米国人親子2人について、日本への身柄引き渡し手続きの差し止めを求める弁護側の申し立てを棄却し、移送を認める地裁判断を支持する決定を出した。

 米政府は12日までは引き渡しをしないとしている。すぐに引き渡し手続きが進むかどうかは不明。

 弁護側は、親子の身柄を日本に引き渡せば、拷問に相当する不当な取り扱いを受ける恐れがあると主張。また、保釈中の被告の逃亡は日本では罪に当たらないため、親子を罪に問うのは不適切だと訴えていた。