2500人超が行方不明になっている東日本大震災から9年11カ月の11日、宮城海上保安部(宮城県塩釜市)は、津波で大きな被害を受けた同県女川町の沿岸部で海中捜索をした。家族らはカーネーションやガーベラの花束を海に手向け、様子を見守った。

 女川町の桐ケ崎漁港近くで午前9時、家族らと共に海に向かって黙とうをささげた後、巡視船くりこまの潜水士6人が水深約20メートルの海へ一斉に潜った。周辺は震災後に複数の遺体や車両などの漂流物が見つかっており、この日も藻が張り付いたスーツケースや皿などが見つかった。

 沿岸部の捜索は福島県警も10日に実施。岩手県警は17日に行う。