政府は、国連の生物多様性日本基金に数億円を追加拠出する。基金は2020年までの取り組みを掲げた「愛知目標」の達成に向け、途上国支援のため創設。愛知目標は達成できず、新たな目標が21年議論されることを受け、支援を継続して影響力確保を狙う。

 21年度当初予算案に、国際会議の開催費なども含め4億円を計上。予算成立後に基金への拠出額を決める。

 「絶滅危惧種の絶滅防止」「サンゴ礁の健全性維持」など20項目からなる愛知目標は、10年に名古屋市であった生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で採択された。

 議長国だった日本は、計50億円を出して基金を設置した。