【ワシントン共同】バイデン米大統領は10日、国防総省で演説し、対中戦略を見直すため、同省に対策チームを設置すると表明した。今年半ばまでにまとめる予定の世界的な米軍の態勢見直しの一環。急速に軍拡を進める中国に対処するため、対策チームが戦略などを検証し、4カ月以内にオースティン国防長官への提言をまとめる。

 バイデン氏は演説で「中国の挑戦に対抗し、将来的な競争に勝つためには、政府一体の取り組み、超党派の協力、力強い同盟が必要だ」と強調。中国が影響力を拡大しているとして「インド太平洋と世界で平和を維持して権益を守らなければならない」と述べ、対抗姿勢を鮮明にした。