【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)の専門家会議は10日、英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルス感染症ワクチンについて「接種を控える理由は見当たらない。65歳以上に対しても推奨する」との暫定勧告を公表した。臨床試験での高齢者に関する情報不足により、接種対象から高齢者を外す国が相次いでいた。

 アストラ社のワクチンを巡っては、変異株への効果に疑義が生じたとして南アフリカが開始予定だった接種を見合わせるなど、波紋が広がっていた。WHOは今月中に、同ワクチンの緊急使用を承認する見通し。