【北京共同】火星着陸を目指す中国の探査機「天問1号」が10日夜、火星の周回軌道入りに成功した。新華社が報じた。火星への軟着陸と表面探査の両方に成功すれば米国に次いで2カ国目となる。「宇宙強国」の確立に向けた重要プロジェクトだ。

 周回軌道を一定期間飛行した後、火星探査車を搭載した着陸機を分離して軟着陸させる。着陸は5月から6月の見通し。

 日本時間の10日未明には、昨年7月に日本から打ち上げられたアラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機「HOPE」が火星の周回軌道入りしたばかり。

 軌道の高度は約400キロで、火星を1周するのに10日かかるという。