博報堂DYホールディングス(HD)は10日、子会社の博報堂プロダクツの元社員(46)が約4年間、社名をかたって金券や商品券を発注し現金化する不正行為を重ねていたと発表した。1月に懲戒解雇処分とした。損失は約27億1千万円に上り、警視庁への刑事告訴も視野に対応を検討している。

 博報堂DYHDなどによると、元社員は2016年から150回以上にわたり、業務と関係なく金券などを調達し、金券ショップで換金。手に入れた資金をさらなる調達に充てる自転車操業を行っていた。調達時と換金時に出た差額分は、次の調達時に上乗せして発注していた。