札幌市教育委員会が28年前の教え子へのわいせつ行為で50代男性教諭を懲戒免職処分にしたことを巡り、約5年前に被害の訴えがあったにもかかわらず処分しなかった当時の対応が適切だったかどうか調査する方針であることが10日、市教委への取材で分かった。

 今後はわいせつ行為があったかどうか判断するのが困難な場合に、第三者委員会を設置して調べる方針も固めた。

 元教え子の石田郁子さん(43)=東京都=は2016年に元教諭への懲戒処分を申し入れたが、市教委は元教諭が否定しており事実認定ができないとして当時は処分を見送った。