【テルアビブ共同】世界最速のペースで新型コロナウイルスワクチンの接種が進むイスラエルで9日、難民申請者を含む全ての居住外国人への接種が始まった。在留資格のないオーバーステイの外国人も対象。会場となった商都テルアビブの公共施設には、エリトリア人やナイジェリア人、フィリピン人らが多数訪れ、長い行列を作った。

 昨年12月に接種を始めたイスラエルでは、これまで国民と保険に加入する永住外国人らに接種を行っている。だが、非永住ビザの外国人の中には、経済的理由から未保険者も多く、こうした住民を多数抱えるテルアビブ市当局や同市のイチロフ病院が保健省と交渉し、実現した。