【カイロ共同】昨年7月に日本から打ち上げられたアラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機「HOPE」が9日(日本時間10日未明)、火星の周回軌道入りに成功した。UAE政府が発表した。中東諸国で初となる火星探査を始める。高度約2万~4万キロからデータを観測、火星でほとんど失われた大気や水の仕組み解明に役立てる。

 UAEは国家戦略として宇宙開発を加速させている。建国50周年となる今年の火星探査開始を目指し、構想から6年で探査機を打ち上げた。2024年までに月に探査車を搭載した探査機を送り込む計画も進めている。