米ハワイ沖で2001年、愛媛県立宇和島水産高(同県宇和島市)の実習船えひめ丸が米原潜に衝突され、生徒ら9人が死亡した事故は10日、発生から20年の節目を迎えた。同校では「追想の日」式典が開かれ、参列した全校生徒や遺族、生存者ら約260人が犠牲者を追悼。「事故を忘れない」と風化の防止や海の安全を改めて誓った。

 式典では、事故の発生時刻の午前8時43分、現在も海に沈むえひめ丸から引き揚げた鐘を犠牲者の数と同じ9回鳴らし、慰霊碑の前で参列者が黙とう。献花台に一人一人、一輪の白い菊を供えた。