【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の下で制裁違反の有無を調べる専門家パネルが今年の年次報告書の中で、北朝鮮が2019~20年にサイバー攻撃を通じて暗号資産(仮想通貨)計約3億1640万ドル(約330億円)分を盗んだと指摘していることが9日、分かった。

 金融機関や仮想通貨の交換業者などへのサイバー攻撃によるもので、盗んだ資金を核兵器や弾道ミサイルの開発推進に充てたとみられる。仮想通貨は追跡が難しく規制も比較的緩いため、北朝鮮が制裁逃れで利用しているとされる。